結論:日本
日本と中国は二重国籍を認めていないので厄介な問題になりそうだな〜と思う人がいるかもしれませんが、これはかなりシンプル。
なぜシンプルかと言うと、日本人と中国人の間で日本で生まれた子供は「日本国籍」を手に入れれますが、「中国国籍」は手に入らないからです。正確に言うと中国の国籍法の以下部分のせいで
両親双方か一方が中国人であっても『外国に定住し、本人が出生時に外国籍を取得した場合』は中国国籍は取得できない
むしろ中国国籍が取れなくなってしまいます。
ではどういう条件で「中国国籍」が手に入るかというと、中国人と中国人の間で日本で生まれた子供は日本国籍が貰えないので結果的に「中国国籍」が放棄されずに手に入ります。要は両方中国人じゃないとだめなんですよね。
ちなみに日本人と中国人の夫婦であり、なおかつ中国で長年生活していて中国で出産すれば「中国国籍」が手に入れることも可能な模様。
こうなってくると日本と中国の両方の国籍を持つことになり、国籍の判断を保留しておけば子供が成人するまでは特例的に二重国籍となります。
かつては日本国籍&日本のパスポートと言えば最高でしたが、超高齢化社会で円の価値がどうなるか怪しい日本より、なんだかんだで世界一の経済規模になろうとしている中国国籍の方が未来ある子供からすると嬉しいのかもしれませんが...。