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(豆知識/常陽の意味)常陽銀行の由来が気になったので調べてみた

きっかけ

先日、茨城県の歴史博物館を訪れた際に「産業/金融の歴史」を見ていると「山八銀行、常磐銀行、五十銀行、常陸銀行、茨城貯蓄銀行、三ツ輪銀行・・・」などなどが集まってできた銀行が「常陽銀行」と説明がありましたが、「常磐」の「常」は分かるとして「陽」はどこから来たの?と気になり。

そのあたりを調べてみて分かったことをメモしておきます。

常陸国の中国風呼称が”常陽”

「常陽」は日本で最初の高速増殖炉という名称でも有名ですが、そこにてその名称の由来として「江戸時代の茨城県東部に立地した常陸国の中国風の呼称」と説明がありました。この原子炉も”茨城県東茨城郡”にあるので、茨城に本店がある常陽銀行もここから取っているんだと思います。

ちなみに同博物館には以下のような補足があり

茨城県における銀行の始まりは、明治10年代に設立された国立銀行
その後県内各地に数多くの銀行が設立されますが、大正末期までに五十銀行&常磐銀行の二行に集約
昭和30年にこの2行が合併し、常陽銀行になる

とのことでした。

まとめ

なるほど、常陽は茨城に相当する意味を持つ言葉なんですね。
また、水戸を散策していると「常陽遺風」という漢文の石碑があったりと、まさしく中華圏ではよく使われる用語なのかな?とも思ったり。

以上、豆知識でした。